父が他界しました

こんにちは!はるるんです

しばらく投稿をお休みさせていただいておりました
実は、10月に父が他界しました。

数年間の闘病の末・・・なので
それなりに覚悟はしていたのですが

その時は突然にやってきました

父は肺の病気を患っていました
治らない病気
治療の方法もなく

日増しに呼吸が苦しくなるも
入院もできず、自宅で療養していました

9月ごろから食事もなかなか摂れなくなり
通院だって大変だったと思います

私は毎日仕事に行っていましたので
母が自宅にタクシーを呼んで付き添っていました

苦しむ父と一日中一緒に過ごし、看病をしていた母が
精神的にも体力的にも限界を迎え
病院にお願いをして入院をさせてもらいました

その時に医師からは
「あと一年かな」と言われたのですが

家族の感覚としては
「一年は持たないだろうな」
という状況でした

入院は2週間しかできません

その先、どうするか・・・
ということを
ケアマネさんや病院のソーシャルワーカーさんと相談をしている矢先のことでした

入院してから10日目の夜
病院から「急いで来てください」という電話

病院は自宅から車で10分ほどのところ
慌ててタクシーを呼んで駆けつけるも

父はもう呼吸をしていませんでした

入院した時に
これからしてあげたいこと
これから話しておきたいこと

少ない面会時間を利用して
具現化していこうと考えていましたが・・・

現実は想像とは違って
思った通りになんて
何ひとつできませんでした

それが、とても心残りで
夜、布団に入ると
後悔や反省の思いが頭を巡る
そんな数日を過ごしました

でも、父は毎日を苦しがって過ごしていたから
その苦しみから解放されたのかな
と思うようにしています

 

 

親を亡くしたのは初めての経験です
仕事柄、お悔やみの手続に関してはそれなりの知識があったものの

実際に自分がやるのは初めてのこと

悲しんでばかりはいられない現実

母は看病疲れで体調を崩しており、葬儀もなんとかこなしたという状況でしたから

弟と相談をして
二人で手分けをして各所手続を代行することにしました

まだ、父の命の期限には時間があると思っていたから
事前に準備しておきたいことが何もできていなかったので

いろいろと手こずることもありました

でも、それが今まで以上に家族が寄り添う時間になったことは間違いなく
父が与えてくれた温かい時間だったと感謝しています

父の生い立ちを戸籍謄本から想像をし
会ったことのないひいじいちゃんの名前を知り、
自分のルーツを感じる時間もありました

葬儀の手配やお坊さんとの関わり
あ、お坊様は生前、父がとても好意にしていた方で

父との思い出話を交えてお話くださり
とても温かく見送ることができまして

とても感謝しています

我が家のお墓は、お寺の檀家ではなく
公園墓地なのですが
納骨の際にもいろいろ学ぶことがありました

改めて、世の中の仕組み、
生きること、生き様
ということを考えさせられた一月半になりました

まだ全ての問題が解決したわけではないのですが、
納骨を終え、気持ちを切り替え

今度は、母が少しでも快適な老後を過ごせるように、とか
家族がもっと寄り添えるように、とか

私の老後の準備とか・・・

考える軸が変わった事は事実です

父が最期に与えてくれた学びによって
私も考え方や気持ちの置き方が
ステップアップしたように思います

父が健在のうちに
父の「自分史の動画」を作成するつもりでした

けど、突然いなくなってしまった今
まだ父との思い出のアルバムは開くことができません

気持ちにゆとりができたら
写真の整理をしながら
父を偲ぶ動画を作っていきたいと思います

あぁ、去年のクリスマスやお正月は
みんなで食事をしたのにな・・・

さようなら、お父さん
ありがとう

 

 

 

 


はるるん プロフィール

1966年生まれ
出身地  東京都
出身校  都内大学 心理学科卒
職業   会社員・動画クリエイター
家族   長女・長男・母
趣味   山歩き・ヨガ・街ブラ

過去の経験を活かして、動画クリエイターになろうと決意し
2020年にオンラインで学べる動画クリエイター講座を受講
その後、2021年に撮影なども学ぶためプロとして活躍されている映像クリエイターさんの
マンツーマン講座を受講し映像制作の知識を深める
現在は副業で動画制作に携わる傍らCanva講座を展開中